指を使う
ついに指を使います!
といってもいきなり弾けるワケもなく 笑
まずは「1の指」を抑えるお稽古から。
左手の人差し指が「1の指」です。お隣が「2の指」で小指まで数えて全部で4つの指番号となります。
最近の指導曲集では「5の指」とかすごいところでは「6の指」というのも出てきますが、基本的に4より上は小指のお仕事です。
スタートからたくさんのことを覚えるのは難しいので最初はまず「1の指」をしっかりお稽古します。
指を「鉤型」に曲げて…
この「ポチっ」と書いてある先のところで抑えます。ポイントはこんな感じです。
その時に楽器はこの辺、とか親指はこう、とかあるのですが子どもにとっていっぺんに色々考えるのはとても難しいことなのでそこはひとまず目をつむります。
この状態で1番手前の細い弦「E線」を抑えさせます。そして先生が弦を弾(はじ)いてどんな音が出るか聴かせます。
『ピーン!』
とよく響く綺麗な音が出たら大成功!(まず出ません 笑)
大抵は
『ぺっ!』
みたいになります。
『あー…残念!「ぺっ!」だったねぇ』
と言うと面白がります 笑
そしてその曲げている指を先生が上から押さえて弾(はじ)くと
『ピーン!』と出ます。
『いまの聴こえた?これだけ力を入れないと綺麗な音は鳴らないんだよ。』
と経験させます。
子どもたちの柔らかい指先にはすぐに弦の痕がついて痛がります。なので
『何回かやって痛かったら休んでいいからね。痛くて指を寝かせちゃうと変な抑え方になっちゃうから、無理しないことね。』
と言っています。
この「1の指」が綺麗に抑えられるようになったらいよいよ弾いてみます!
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