スズキ・メソード 石戸寛子クラス

スズキ(鈴木)バイオリン教室(吉祥寺・八王子・国分寺・国領) 子どもから大人まで

Y先生のお話

   

才能教育70年「引き継いで行くもの」今回はY先生のお話です。

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大ベテランでありながらいつも穏やかで謙虚なY先生。ビオラを弾かれる事もあり、指導者会や夏期学校のオケでよくご一緒させていただいている先生です。

今回の引き継いで行くもののテーマは『合奏』でした。

スズキの特徴でもある合奏レッスン。それも出来れば何人かの指導者で合同で行なうのが理想的。大勢で弾いた方が子どもたちも楽しいですし、また保護者の方は多くの生徒さんがいる事で我が子を客観的に見られるよいチャンスになりますから。

また、指導者は指導者で新しいアイディアをいただけたり、日ごろのレッスンで伝え損ねている事を整理して考えたり出来ます。Y先生ほどのベテランでも『まだまだ足りなくて「ああ…ここが抜けてたな…」という部分をお若い先生から学んだりしています。』と仰っていました。

私は世間一般ではまるで若くないのですがスズキにおいては若手。ベテランの先生方のお話は本当に貴重です。長年の経験に裏打ちされた説得力があります。

この企画では様々な問題提起もありとても勉強になります。懐古趣味ではなく…鈴木先生がスズキ・メソードをスタートさせた時の心の内を伝えて下さっているのだと思います。

時代の流れと共に、物事によっては今にそぐわない事もあるかもしれません。でもスズキの理念は決して色褪せません。表現の仕方は変わっても伝えたい事は同じです。これからもこの事を忘れずに指導にあたりたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 
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Comment

  1. 匿名 より:

    合奏レッスン、子供が仲間を知る、ともに音をつなぐ、音に敏感になるし、、、、
    スズキが合奏は音程に対する子供の自覚を促すことにも意味があるのでは、、なんて思ってましたが、豊田先生になり、音程が大切になったように感じます。
    支部の合同レッスンなどで多くの先生,仲間の定期的に弦楽レッスンをするような
    環境があるといいですね。集う部分が鈴木先生が無くなられてから薄くなったようにも感じます。この先生に共感します。
    子供が集まらない、、ではなく、先生の指導力で集めて、楽しい、学びがある、
    の環境創造に期待するのですが、、、。

    • Avatar photo ishido-violinclass より:

      匿名希望さま

      コメントありがとうございます。
      そうですね・・
      音程ももちろん重要な要素ではありますが、なにより鈴木先生の仰っていらした
      『音楽的センス』
      の育ちは大切ですね。
      そのためにも合奏レッスンや弦楽アンサンブルは欠かせない要素だと思います。

      少子化のこの頃、ますます支部での充実した合奏レッスンを行なうのが困難になりつつありますが
      子どもたちのためにも頑張りたいです!

      ありがとうございました。

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