友だちがCDを作った!
小さい頃から素晴らしい弾き手で
『きっと演奏家になるんだろうなー…!』
と思っていたお友だち。
彼女の演奏が好きで少し遠いところでもコンサートを聴きに行ったりした事もありました。
その後色々あって数年に渡って没交渉になってしまっていましたが、2年ほど前にある偶然から再会!
元気でいてくれた事が本当に嬉しかった!よかったー
演奏活動をしているであろうその友人がこのコロナで受けた影響は大きいだろうと、しばらく振りにまた連絡してみました。
こちらからの一方的な突然のメールなので
『返信はいらないよー。頑張ろうねー。』と。
『なんとか頑張ってるよー!去年は自費でCD出したのー。』とすぐさま写真付きの返信をくれました。
え!?CD!?
それは聴きたい!
すぐに送ってくれました。
透き通った真っ直ぐな音色。変わらない彼女の信念がそこには詰まっていました。
…素晴らしかったです。
過去に彼女の演奏を聴いて(見て)私は
『ヴァイオリンは右手だ…!』
と確信しました。
練習を積んで素晴らしく速く左手が動くようになったとしてもそれを正確に外に出すのは弓、すなわち右手のお仕事です。だからこそ鈴木先生は「トナリゼイション」にこだわりをお持ちでいらしたのでしょう。
その思いを引き継いで私たちスズキの指導者にレッスンをして下さっていた館ゆかり先生も、指導者研究会の中で常に弓の使い方をお話しされていました。
長さの限られたあの弓でいかようにも音を作れるのです。
自分が動かすその仕草でどういう時にどんな音が出たか、生徒さんには敏感に感じ取って欲しいといつも思っています。
ともすると上級生であってもなんの意図もなく元から先までバーバーと弓を(というか腕を?)動かす時があります。
『ちょっと待った!そこはそんなに長い幅必要?よく考えて』
もちろん上級生になるまでの間にきちんと伝えられていない私自身の責任です。(言うことを聞かない子は別として 笑)でも、ある程度のレベルに達していないとその意味が分からない事もあります。
彼女のCDは改めて色々な事を考えさせてくれました。何かと忙しいイマドキの子どもたちになんとなく流されてレッスンしていなかったか…?
いかん!心を入れ替えて厳しくいくぞー!(子どもたちには迷惑!?笑)
心に響く良い演奏をありがとう!2枚目3枚目も待ってるよー!
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