【動画で解説!】スズキ・メソード教本1巻 楽しい朝のレッスン
今回はスズキ・メソードの教本1巻11番の「楽しい朝」について解説していきます。
この曲は前回のアレグレットでお話ししたように、リズムはアレグレットと似ていても弾き方が大きく違います。
小節の頭からしっかり音を鳴らしますので弓の幅に気をつけたいです。このことはアレグレットの説もも参考にしてください。
「ファソラ」という音のかたまりが何度か出てきますが場面によって使う指が違うので気をつけましょう。
このように「4」と「0」を使い分けなければなりません。
これが覚えにくいのでウチでは次のようにしています。
登って降りてくる時は「4」
ここは同じ弦で行って帰ってくると音色が揃ってきれいです。
そして登り続ける時は「0」
この場合は流れで登っていけるように0を使います。この真ん中を4で弾くと「ファソラ」「シドレ」と切れてしまいます。そうではなく「ファソラシドレ」と流れて欲しい場面ですのでこの方がきれいです。
通常は1巻ではまだ楽譜を見せないのですがこの曲の時だけはイメージを持てるよう見せています。このようになっているよ、と見た目で分かりやすいかと思いますので。
ここのフレーズが終わったあと、D(デー)線からE(エー)線まで一気に乗り替えをします。
この時に肘からきちんと移動しないと弓が曲がってとんでもない音が出ます。右手を意識して肘から「バーン!」と移弦するようにしましょう。
移動しただけで安心せず指の用意も忘れずにしっかりしましょう。
終わりのところで小節線にフェルマータのマークが書いてあります。
通常、音符の上に書いてあることの多いフェルマータですがこのような使い方もします。
これはこの小節線のところで一度止まり乗りかえをします。スズキのCDでは
「ファソラシドレ」トントン(乗りかえ)「ソファミ レー」
という感じになっています。
アレグレットと楽しい朝はどちらもニ長調でD(デー)線が多く出てきます。右ひじの位置に気をつけておけいこできるといいですね!
動画も参考になさってください(なお、スマートフォンの場合safariでは上手く表示されない場合があります。申し訳ありません・・・!)
完成したら合わせてみてください。合奏は楽しいです!
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