スズキ・メソード 石戸寛子クラス

スズキ(鈴木)バイオリン教室(吉祥寺・八王子・国分寺・国領) 子どもから大人まで

今日の姉妹デュオ

   

10月28日の市民文化祭に向けて八王子クラスのレッスンは主に演奏会の曲が続きます。

今日の姉妹デュオはこちら

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薙刀少女改めヴァイオリン少女Hちゃんと妹のSちゃん。

前回は弦楽の曲『セントポール組曲』をギターのようにつま弾いていた2人。今日はタルティーニの二重奏の伴奏合わせ。

それぞれに別のパートを割り振っていますので姉妹でのデュオが可能。はじめにまず楽譜を見て1回。そして楽譜を伏せてもう1回。

 

『あ、これ写メろ』

の先生の動きを察知したお姉ちゃん。

『ダメ!今日メガネだからっ』

へ?そんなに違う?

 

途中ほんの1小節の休符の間にメガネを投げ捨てる素早い動き!

そのせいで楽譜を表向きにしていた時からほぼ暗譜状態という 笑

 

『へーきじゃん。覚えてるじゃん 笑』

と先生。

でも実はなんとなく勘で弾いていたー。やるじゃん。

 

習いたての頃は姿勢が悪くなる事と音を聴かなくなる事で、楽譜は使わせないでいます。まず耳を鍛える、そのため楽譜はあとからやります、とご見学中に説明します。よく「スズキの子は楽譜が読めない(もしくはやらない)」と言われますがそんな事はありません。与える時期は指導者によって様々でしょうが、きちんと楽譜の勉強もします。

私はポジションを使わなければならない3巻くらいから譜面台を立てます。それまでは少なくともレッスンでは楽譜は見せません。家では見てたとしても教室では見れないので結局「耳コピ」している状態です。

でも初めはそれでいいんです。「耳コピ」出来る事は素晴らしい能力ですから。耳が作られていないと出来ませんから。

Hちゃんたちも

『じゃっ、次は暗譜ね〜』

と言ったら

『え〜…』

と言っていましたが結局見ないでほぼ弾けました。不安はあったでしょうがきちんと耳が覚えていますのでなんとかなっちゃいます。

 

どちらかひとつではダメです。せっかく弦楽器をやっているのに譜が読めなかったら楽しさ半減。かといって最初から譜面で入ってしまうと音程に対しての感覚が鈍くなります。1番良いタイミングがいつか…まだ「ここ!」とは言えませんが、大人になってからでも楽しめるように楽譜についてもちゃんと伝えていきます。

でもなにより「いい音」を大切にする気持ちが大事ですからねー。よろしくっ!

 

 

 

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