指導者研究会 その２

月曜日から始まった指導者研究会も３日目となりました。

朝一番は鈴木先生のＤＶＤ観賞。

過去の研究会の映像から。今日はフラジオレットの奏法と弦の移動（移弦）について。

映像の中の鈴木先生の音が本当に素晴らしく…ご存命の頃が思い出されました。簡単ではない弓運びを事も無げになさる先生。ご覧のようにそうお若くもない時期の記録でしたが、動作の素早さと正確さに改めて敬服致しました。

次に豊田先生によるクライスラーについてのお話。貴重な書籍よりさまざまなエピソードをご紹介下さいました。

鈴木先生が長年思いを馳せたクライスラー。その人物と音楽性、深い洞察。全てにおいて再確認出来た良い機会でした。

そして館先生によるバッハの講義。新しい７巻の弓使いや音楽性を確認しながら全員で全楽章を演奏しました。

かなり以前と変わっているのでレッスンでも注意が必要です。とても音楽的で素敵なのですが、この曲に差し掛かった生徒さんがこの効果を表現出来るかは…どうかな？少し難しいかもしれませんね。でも、館先生も仰っていましたが『いま完璧に出来ないとしてもきちんと生徒さんには伝えて欲しい』との事です。私もそう思います。

午前中だけでもこれだけ充実した内容…！お昼にはヘロヘロです 笑。でも毎年『そうだった…これもやらなきゃ！』と再確認出来るこの指導者研究会。やはり大切です。

いよいよ明日が最終日。明日の豊田先生の講義は『バッハについて』。これも楽しみです。豊田先生と館先生の演奏もあります。

最後まで頑張ります！