ヴァイオリン科研究会@中野
外はアフリカ!?(行ったことないけど 笑)というくらいに暑かった7月最初の今日、中野ZEROホールの視聴覚室にてヴァイオリン科の研究会がありました。
午前中はベテランの指導者3名のお話を聞く会。そして午後は実際にみんなで研究を。
K先生はレッスンに色々な道具をお使いでその中から1部を実演してくださいました。
実験台になるY先生と。
この時は左手が寝てしまう子どもさんにはこうするといい、というお話をして下さっているところです。
『なるほどー…!』
と思いましたが道具を使って立たせた左手が道具がなくてもきちんと立っていられるのか…個人的には不安でした。私が生徒の時も親先生はあまりそうした道具を使われなかったせいか私自身もあまりやりません。
その昔…ネックの下に画鋲を貼り付けて手首が寝たら刺さる…みたいな作戦を使っていた先生がいましたが、そんなの今は虐待!?ってくらいで。ちなみにコンサートのお手伝いに行ってその画鋲の洗礼をモロに受けたのは私です 笑
午後はこんな様子でした。
K先生が進行役で1巻の曲を研究していきます。
弓の使い方や使う幅など各指導者がどのように子どもたちに教えているかなど色々なお話が聞けて有意義でした。現地で対面参加していた先生は20名ほどでしたので次から次と容赦なく当たる 笑
私が最初に当たった時の課題は
「ちょうちょうで長めの弓が出てきた時にどう教えるか」
石戸先生いかがですか、と聞かれたのですが長い音はすでにキラキラ星のテーマで弾いているので質問の意味が分からず
『え…?ごめんなさい、ちょっとよく意味が分からないのですが…?』
となりました。
確かに「ちょうちょう」と「キラキラのテーマ」では弓の使い方は違います。スピードとかも。でもここで初めて肘の伸びる長い音を使う訳ではないので私は特にそんなに困ったことがありません。
むしろそんなに弓を長く使うと曲がぼやぁ…っとなってしまうので避けたいくらいです。なので無難に
『柔らかく止めます』
とか言って誤魔化しました 笑
他にも「むすんでひらいて」で8分音符が出てきた時に…とかも当てられましたが、そのような音符の長さの違いはすでにキラキラ星でかなり網羅されています。そうして考えると本当に鈴木先生の楽譜の作り方は素晴らしいなぁ、と思って仕方ありません。
私のレッスンの仕方は全て親先生であるA先生が私にして下さったものをお伝えしているに過ぎません。先輩のO先生からも盗ませていただいています。なので結局私やO先生の答えることはA先生のなさっていたことなのです。
もちろん始めたての頃のことはそんなに覚えていませんがのちにO先生のグループレッスンなどで見て覚えたものです。そしてそれは非常に理にかなっていると思っていたので…違うやり方をなさっている先生には衝撃でした。
「むすんで…」は止めるっしょ…!
最後のビデオの時にはちょっと眠気と戦うのに必死であまり内容を覚えていないところがダメでした 笑
〜おまけ〜
マイクがあるのに(しかも双方、手にしてるのに 笑)なぜかこんな至近距離で話すY先生とF先生。
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