足型作りとおじぎ
レッスンのすすめ方、第2回目「足型作りとおじぎ」です。
初めにお伝えするべきでしたがこれはあくまでも個人的な基準であり、全てのスズキの教室がこうしている訳ではないことをお断りしておきます。
また、中にはご見学の時点から費用のかかるお教室もあるようなのでご承知おき下さい。
ご見学を続けていただきながら少しずつお稽古に入っていきます。
前回お伝えしたようになんとなく先生(と教室)に慣れてきたら前に立ってもらいます。
『お願いしますって言えるかな?』
『おねがいします!』
『そうそう!うまい!そしたらおじぎしてみようか!』
大人は、というかある程度の年齢になれば「お願いするんだし頭を下げるんだよね」ということは自然と理解していますし簡単に出来ます。
でも小さいお子さんの場合、分かっていても同時には出来ません。(もちろん出来る子もいます 笑)
そしておじぎの仕方も色々です。
『お腹からボキって折り曲げてみよっかー』
私はこう言っています。首だけ曲げたりお顔は前を向いていたりさまざまですから。
『そしたらつま先見てー、おっけ!』
おじぎをする時は
お顔見て→ボキっ→つま先見て→お顔見て
というような感じに声をかけます。
お稽古の初めにはごあいさつをするんだよ。その時にはお願いしますって言うんだよ。そして頭を下げるんだよ。という理屈はあとからでいいと思っています。
そしてごあいさつのアシストに「足型」を作ります。こういうものです。
教室で使い終わって剥がしたカレンダーとかの裏を使います。中にはキルティングの布などでお作りになるお母さまもいますが、自分がそんなの作れないので強制はしません 笑
お稽古が始まってしばらくはこの足型をご持参いただきます。おウチでも使っていただきます。
当然おじぎは足を揃えてします。
そして「左足はそのまま」で「右足を少し後ろに引く」ようにします。
先生によっては「左足を前に出す」とか「両足少し開く」とか色々あるかと思いますが、私はこの方法が体重が前に残っていいカンジだと思っています。
さあいよいよレッスンが始まるぞ!と思いますがまだ楽器は持てません。したがってまだ入会もしません 笑
でもこのあたりで教本をご紹介するかもしれません(子どもさんの様子によります)付属CDの1曲目、キラキラ星変奏曲を聴き始めていただきたいので。
そして次の「リズム叩き」へと進んでいきます。
というところで次回に譲ります(ひっぱるなぁ…笑)
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